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モノゴコロつく頃、両親はもめていて、ひっこしやら離婚やら、
父の再婚で母親が代わるやら、ごたついていて、
何年かは物事が流れてゆくのを見ているだけで精一杯でした。

やっと落ち着いた頃、私は海に繋がる湖のほとりに住んでました。
景色の良い、湖の中のいくつかある埋立て出来た小さな島の、一番海側の端っこ。
県立公園の中に家がありました。そこは私のパラダイス。
住んでいる人も子供も少なかったけど、自然が多いことは何よりでした。
自然は私の友達だったもの。
それから島の端っこに水面を望むように立っている石造りの観音様の足元が
私の一番好きな遊び場所。
観音様の足が乗っている蓮の上に一緒に乗っかり、沈む夕陽を、毎日のように眺めた。

その頃からです。私が神様、と呼ぶ存在と話をするようになったのは。
最初は、南の方角の海の上の空の方の、雲のたなびく辺りから、
声を、存在を感じたんです。
そこから光が差している。自分の方に向かって。
寂しがる子供をなぐさめてくれていたんですね。

その頃にはもう「変わった子」だった私は、誰一人理解者がいないというような
よるべない気持ちをいつも持っていましたから。

この頃教えてもらったことは、
いつもそばに神様はいる。ということ。
この世はとても美しく、愛しい世界だということ。
本当に金の粉が舞うように輝いている。
この美しさを楽しみ、表現することが私の仕事のひとつだということ。
私は神様の元から生まれてきて、この世を旅してから、いつかまた帰るということ。

この時は、まだ気持ちの悪い恐いものも見えたので、
時々、恐い思いもしたけれど、神様はちゃんと守ってくれていた。

南の方に住んでいる神様は、最初は空の彼方にいたけど、
いつしか、呼べばすぐに近くに来てくれるようになりました。
頭の上あたりでキラキラと。

今になると分かるけど、私の管轄の神様は南西諸島らへんにいる神様だったのね。
私は沖縄の地に降りた時、とても懐かしくて、さらにだんなの生まれ島に降りた時、
「あ、私、ここに帰って来るんだ」と感じました。
だんなとの出会いは南の空の彼方の神様の導きだったのね。

そうそう、神様にも管轄っていうか、担当があります。
たいていは生まれたところか、育ったところの氏神様とか、
縁の強い神社が多いですかね。
親が幾度と御参りに行っているとか。自分も何度も行っているような神社。
日本人なら、たいてい思いあたると思います。
教会だったり、お寺の仏様という人もいます。
お稲荷様とかもありかな。山の神様もありだな。

それと神様以外にも、もっと人間に近い霊・守護霊も守ってくれているし、
チームで連携して、守ってくれているのが普通です。

その時々必要な担当者がきてくれるの。教科別の先生みたいに。
校長先生が担当の神様って感じかしら。
だから、神様ごとに個性があるんですよね。校風みたいに。

おっと、こんなこと言って、えらい人に怒られたくないなあ。
あくまでも、私の感じ方ですからねー。
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