自分の人生が人の人生とちがうことを、
人と比べてしまって苦しくなってしまう方が時々います。
この世の人の数だけ、ちがう種類の人生の課題があるんです。
誰一人、同じ人なんていないのです。
似ているということはあっても。
もしそんな人があったとしたら、
課題がまったく同じ人がいることで学びあうために、
わざわざ示し合わせて、そのように生まれてきたのね。
あと、親や先祖代々から受け継がれたテーマはあるけどね。
それから、類友の法則から、カテゴリーが同じとか、
似ている人が自分の周りに集まることにはなっているけど、
でも、基本的には、すべての人は等しく課題が違うんです。
たとえば、私などは、
長ものである龍の星を多く持つので、
すぐトグロを巻いちゃっておサボりぎみ。
自分でそれを自覚して、自分で自分に、
「あ、またトグロ巻きそうになってるー。だめだめ。」って
気をつけて怠けないようにしているわけですが、
自分で気をつけないと、周りの人になんか言われたりする。
必ず注意してくれる人が配置されてる。だんなとか。友人とか。
がんがん行け、もっとやれ、ってよくサイン出される。
すぐ休んだり、セーブしたり、省エネしたりしがちだからね。
この魂の癖を何とかするのが今生の課題のひとつなわけです。
ところが、人によっては、頑張りすぎちゃうのが魂の癖だから、
やりすぎ注意の暗示を持って生まれてくる。
そんな人は、ほどほどを知るのが課題なのね。
満腹まで食べようとすると、待ったが掛かったり、お腹が痛くなったりするはず。
八文目を知るための課題を、生まれる時にプログラムされているから。
質がちがうだけじゃなくて、同じ量をこなすわけでないの。
レッスン帳の厚さは人それぞれで、
隣の人と、レッスン時間も量もちがう。
それぞれ、その人オリジナルのカリキュラムで生まれてきているのです。
同じ10年でも、濃さはまったくちがうんです。
自分がアメリカンなことや、エスプレッソなことで、
それから、ちがうもの飲んでるからって、悩んだりしないでね。
生まれるときに、ちがうものをオーダーしてきているんだから。
ちがって当たり前なんです。
ちがうこと、がまた人生の妙なのですよね。
それがまた、気付きと学びあいと助けあいを生むのよね。
大事なことは、ひたすら自分の課題に取り組むこと。
そのために自分を知ること。
自分がどんな魂で、どんな課題を持っているのか、
よくよく考え、感じることです。
自分の周りにそのヒントが散りばめられている。
自分が経験してきた歴史にヒントがあります。
たったひとつのアナタオリジナルの人生を満喫してね。
2007.04.03 前のブログより 少し改編