忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

だれもが自分も持っていると自覚するには嫌な感情があります。
人を恨んだり、妬んだり、怖れたり、憎んだり、蔑んだり、貶めたり、
あるいは、自分を。
そのようなネガティブな感情は、
たいてい自信が持てないことに繋がっていて、
自信が持てないことで、自尊心は持てず、自己嫌悪に陥ったり、
コンプレックスや、逆に自己顕示に繋がったり、
現実で、ややこしいこと引き起こしたりする。
友人関係、仕事で、恋人と、家族との間で。

私もそんなネガな感情をなんとかしたくて、
インナーチャイルドのワークに取り組んだのは、24歳の頃。
前世の母なんかとは出会った後でしたが、
まだまだ私には取り組まないといけないことがあったのね。

人が生まれてくるには理由がある。
課題に取り組むためです。
たいていはネガティブな感情と絡んでます。
それを手放すのが最大の課題と言えるでしょう。

両親からもたらされるのは最初の課題。
生まれる前から、取り組もうと決めていた課題。
最初にして最大の、メインテーマであることが多い。

私は子供の頃、母に捨てられたという思いを心の底に沈殿させていました。
それはいろんなものを上から被せて、気付かないほど、底に沈んでいました。
インナーチャイルドのワークをするまで。
父に連れられ家を出た最初の二週間の記憶をすっぽり忘れていました。
母の迎えを待ち、アパートの階段に座り続け待っていて、
そして、迎えには来ない、捨てられたんだと絶望した思いを抱いた。
二週間は待ち続けた時間。
それをいくつかのワークをして思い出した時、
私は母を恨んでいたんだ。と気付き、愕然とした。
激しく動揺し、慟哭したのを覚えています。

自分が愛する母に捨てられたと思ったことが耐えられない。
だから、記憶を封印していた。忘れていないと生きて来れなかった。
でも、本当は記憶の底で恨んでいた。私を捨てて行ったことを。
記憶の奥底に沈んでいた感情を探し当て、もう一度じっくり見つめ、
自分のものと認めた時。不思議なことが起こるのです。
私は、自分を否定し続けたネガの感情を、
気付いたら、手放していたんです。もう捉われなくなっていた。
ただ、その時、先生や友人のサポートや育ての母のサポートがなければ、
受け止めることは出来なかったと思う。
それくらい、封印していた感情をもう一度感じるのはつらいことです。

でも、作業はシンプル。ただ、気付いてあげればいいんです。
底に沈めてしまったものを。
そして、その時から本当に、母を恨まず、許すことができたのです。
大人になって、いろんな事情や感情を理解できる私は、
母の事情や感情を理解できる。
そういう自分になったから、インナーチャイルドにも取り組めたのです。
特別にワークショップに参加するというやりかたでなくても、
実生活の中で振り返り考えるだけでもワークになるの。
感情が暴走しないようにサポートしてもらいながらがいいです。

若い頃、こういうことをしてきて、
今、仲間たちのサポートが出来るわけなのね。よくできてます。

そして、彼らもインナーチャイルドに取り組めるほどに、
大人になったんだわね。ふふふ。
”大人”って年齢のことじゃありませんよ~。

PR
50  49  48  47  46  45  44  43  42  41  40 
ブログ内検索
カウンター
読み解きに役立つ本です!








【share】 する
クリックしてね

忍者ブログ [PR]