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ゴールデンウィークは実家の母に、孫を見せに行っていました。
そこでびっくりする事があったのです。
出掛けた帰りに、ちょっと買い物を済まそうとスーパーに入って、
ばったり高校の同級生と出会ったのでした。

音信不通になって9年。
「結婚式招待しようと思ってたのに連絡とれんくなって、あんたはー」と言われる。
結婚式出てるどころじゃなかったんだよなー。あの頃は・・・。
前のだんなから逃げてるところだったし。
身を隠している間に、昔のアドレス帳とか手紙など住所の分かるものは
すっかり行方不明になっているし。
「いや、まあ、いろいろあって」いろいろありすぎて説明するのが面倒になってたんだなー。
「なに、また波乱万丈してたの?」「まあねー」とふたりで笑い合った。

親友というのを一人あげろと言われれば、私にとっては彼女であった。
彼女とだけは連絡をとりたいなーと思っていた。特に最近。

だんなさんが一緒で小さな女の子を連れていた。
なんだか全然変わってない気がする。と、向こうも言う。
本当は随分見た目は変わっているはず。いえいえ、中身も変わっているはず。
それなのに変わってないと思える。それが友なのかもしれない。

さて彼女は高校のミッションスクールで出会った友人で、
高校時代はお互いに黙っていたのだけど、私が先生に出会ってから、
実は子供の頃から神仏やいろいろ見えるのだと打ち明けると、
彼女もそうだと教えてくれて、驚きあったものでした。

彼女が電車からふと湖の方を見ると巨大なマリア様が立っていたりとか、
一人でいるといろんな霊(鎧兜の武士だったり)がドアをノックしてきたり、
地震でもないのにコップの中の水だけ揺れていたり、といろんなものを見ている。
彼女の前世のインカでの話も聞いた。
そんなことを笑いながら語り合った友でした。

今はそういうことはどうしているのだろうか?
彼女とまたそのような話ができるだろうか?と、私の精霊に聞いてみた。

祭りの日に、長男の祝いがあるという彼女の家に招待された。
彼女の家に着くと、私の左目のコンタクトレンズが目の中で破けてしまった。
すぐにとりはずしたけど、眼鏡を忘れてしまって、左目が見えなくて不自由な思いをした。
でも、それが精霊からの答えだった。
左は”霊的な”側面。右は物質的な側面。
その左側を彼女は見ないようにして生きているんだなと分かった。

だんなさんは大手企業にお勤めで中国に単身赴任中。
大きくてりっぱな家屋敷に住んで、大きなりっぱな車に乗って、
彼女は家でデザインの仕事を請け負って、育児と両立して、
お姑さんに手伝ってもらいながら、ご主人の留守を守り、
家を維持して切り盛りしていると言うことだった。
そんな風にいろいろなことを引き受けてがんばっていることは、
とても彼女らしく、偉いなあ、と思ったけれど・・・

そのために、長男を産んで生後5日から働かなくちゃいけなかった。
もう体がぼろぼろよー。でも、自分はずっと仕事から逃げられないんだ。なんて言う。
私よりずっと裕福で恵まれているように見えるけれど、
背負っているものは多く、苦しそうだ。
霊的にはバランスの悪い不自由な生活をしているんじゃないだろうか。

今の彼女は神仏の話など霊的な話は、受け付ける余裕はないだろうなと感じて、
近況だけ話し合って、電話番号やメールアドレスを交換して別れた。

彼女の姿は少し前の私自身の姿でもあった。
片目を瞑って見えないことにして黙っている自分の姿。
不自由で苦しい。足元が怪しく、しっかりと歩けない。
そこに戻ってはいけないのだと、私に見せてくれたんだんだなと分かった。

と、同時に、この再会は最初は私が求めて得られたと思ったけれど、
本当は彼女が求めた再会だったかもしれない。とも思った。

この後、時々、会ったりメールでやり取りしています。
彼女もまた時々接触して学びあうためのソウルメイトのひとりかな。
出会った時から特別な垣根のない相手だったなぁ。
きっとずっとこの関係は変わらないのだろうと思います。

ソウルメイトカテゴリー「友」の人。
そんな縁の人もいますよね。

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