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自分のインナーをもっと深めるために
やっぱりちょうど同じように、
デトックス真っ最中の友人とシェアしあった。
自分たちのインナーチャイルドの確認をして、
それじゃ、夫たちはどうだろうね?って話になった。
彼らもちょうどデトックス極まっている感じだから。

話していて、たどりついたのは、友人の夫が一番”逆上”する時は、
彼女が感情極まって泣いたりする時なんだってところ。
何かあって泣いて取り乱す彼女を見ると、
慰めるとかではなくて、彼は感情をコントロールできず
怒りのあまり家具なんかを壊す勢いでたたいたりするんだって。
これが彼のインナーチャイルドだよね。

”彼”は子供の頃にお母さんが病気で入院したことがあって、
弟と二人兄弟で、中学生だった彼が家事をしていたことがあったとか。
その時、弟よりも彼の方が何も言わなかったけれど、
その時期ガクンと成績が落ちたとお義父さんから聞いたことがあったって、
友人が思い出して・・・・
そうだ!って彼女はもひとつ思い出した。
絶対涙を見せたことがない彼が彼女の前で唯一泣いたことがあったと。
お義母さんが再発して入院した時、なぜひどくなる前に対処しなかったかって
お義父さんに怒りながら、涙を浮かべてたんだって。
彼が泣いたのを見たのは、その時だけだって。

彼はお母さんが病気にかかってしまった時、
つらくてつらくて、泣きわめきたいくらい、悲しかったのに、
長男だからって我慢して泣きたくても泣けなかったんじゃないだろうか?
だから、泣いている妻を見るだけで、逆上してしまうのではない?
俺はつらい時に泣けなかったんだ!
って思いをしこりみたいに持っているんじゃない?
と話し合ったとたん、なんだか急に、
あ、解読できた!という気がして、
そうか!彼もつらかったね。かわいそうだったね。
って友人と私、二人で泣きながら、でも、
彼のインナーチャイルドをひとつ見つけられたね。
って、嬉しくて、泣きながら笑いあった。

それから、それじゃあ、うちのだんなは?
同じ式に当てはめてみようか?ってやってみた。

うちのだんなは、私にけっこう難しいことを要求する。
算数障害入っている私に、関数とか使う難しいソフト
使わせようとしたり、それなのに、詳しく丁寧に教えてくれない。
自分でさぐって勉強しなくちゃ身に付かないとか言って。
それは私の「出来ない」トラウマをとても刺激するから、
頭もぐるぐるなっちゃうし、行き詰るばっかりでつらくなってくる。
「もっと私が分かるように分かりやすく説明してよ」って、ちょっと怒りながら言うと、
「じゃあ、もう何もやらなくていい!」って”逆上”して怒り出す。
うちの夫婦喧嘩のよくあるパターンでした。

今までは説明することが苦手だから嫌なのか?って思っていたんだけど
友人が「もしかして自分が分かるように教えてもらえなかったからかな?」
と言って、それで思い出した。

夫は小さい頃、両親は畑で忙しくて、
彼の子守は、曾おばあちゃんがしていたという話。
そういえば・・・・この曾おばあちゃんは、
お父さんの最初の生みのお母さんを気に入らないからって
追い出してしまうほど、近所でも有名なきついお姑さん。
だから、おばあさんじゃなくて曾おばあさんが、
小さい頃彼を育てていたわけね。
この曾おばあさんにはお義母さんも苦労したって別の時に聞いた。
一世代どころか二世代も上のきつい曾おばあさんと
小さい男の子が二人きりで過ごしていたわけだよね。

今まで断片で教えてもらってた
夫の子供時代の情報が急に繋がった。

夫は、どちらかというとお利口さんな娘に、
(娘は子供の頃の私に比べたらとっても優秀)
この年齢には分からなくて出来なくて当然のことを
分かりやすく教えないで、無理にやるように言って、
当然分からないので、泣きだしてやりたくないというと、
怒り出している時があった。
私はそれでよく夫に怒っていたのだ。
泣かすまで怒ることはないじゃないかと。
それが今まで夫のインナーチャイルドだって思ってなかった・・・
でも、そうかこれが、自分が子供の頃されたことを
自分の子供にしているってやつなんだな。というのが、やっと分かった。

高い要求をノーヒントで出されて、
分からないと怒られるというのを。
彼の家系は頭の良い優秀な家系なんだけど、
だからこそ、子供の頃から優秀であることを求められて、
それは本当は、怒り出したいくらい、つらかった?って、初めて思った。

今、娘が何度かそれをやられて、私は娘をとても可哀想に思っていた。
その姿と、幼い頃の夫の姿が重なって、可哀想になって涙が出た。
とってもとってもつらかったにちがいない。
ほんとうは分かるように優しく丁寧に教えてもらいたかったんだね。
「分かるように教えてよ!」って俺こそ言いたかったんだって、
でも教えてもらったことがないから、教えられないって、
とっても怒っていたんだね。

息子を生んだ時、なぜか義母から
夫の赤ん坊の頃の写真が出てきたからって、私がその写真を預かった。
夫に渡そうとしたら、いらないって言われて、私がずっと持っていた。
それが急に思い出された。

その写真がなかったら、
いかつい夫のあどけない幼少期なんて想像できなかったかも。

今、私が夫のインナーチャイルドを解読するために、
あの時、渡されてずっと持っていた気がした。

学習障害で「分からない」が多くて、分からないことを責められると苦しくなる
インナーチャイルドを抱えていた私と、
優秀だったけど難しいことを要求されて「分からない」というと怒られたであろう夫。
「分からない」を中心に対をなして、インナーチャイルドが繋がっていたんだねぇ。

ちなみに友人のだんなは、友人の涙で怒り出すって話ですが、
彼女が涙を流すのは、彼が彼女の気持ちを無視した時で、
それは彼女のインナーチャイルドだったんだ。

夫婦のインナーチャイルドは対になっている。
うーん。深いですね。

 


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