家族を繋ぐもの

主人のインナーチャイルドと出会えたことで
さてどう展開するかな～？
と思っていたら、やっぱりデトックスしたらヒーリング
それをとことん繰り返すのでした。

主人の先輩の家に呼ばれました。
島出身の歌手になった娘さんが帰ってくるというので
楽器を持ってセッティングして、プチ宴会です。
というよりプライベートライブセッションでした。
そのご家庭は、お父さんもギターを弾き、
お母さんはピアノを弾き、娘さんが歌って、
みんなでセッションするのです。
それも音楽のレベルの高くて、
さすがこういう家からプロの歌手は生まれるのねー。

何度も宴会セッションはやってきてるけど、
ほんとに今までで一番のとても楽しいセッションでした。
私も何曲か唄って、
プロの歌手にハモってもらって最高に気持ちよかった～。
デトックスしてワークがんばったから
ご褒美なのね～。すっかり癒されました。

さらに、主人が先輩に話していることを聞いて
納得したことがありました。

主人は島の音楽を引き継ぎたいと思っている。
それも誰でもなく自分の父親が師匠であり、
父の音でなくてはいけないと力説してる。
私も舅の音が島でも一番だと思っているのですが、
主人はこれだけは、舅を誰よりも一番と尊敬しているのです。
でも今師匠との仲が最悪で教えてもらえない
と笑いながら、主人が話しているのを聞いて。

あぁ、この人はちゃんと父を父と認め、愛しているのだなぁと
音楽を通してちゃんと親子として繋がっているのだなと思って、
私も嬉しくなった。

そして、私自身、この主人と一緒にいるのも
舅や姑といるのも、音楽という繋がりがあることを思い出しました。

私は舅が三味線を弾き、それに合わせて唄う姑を見て、
感動して、唄をはじめた。
それで主人と一緒に音楽をやりはじめ、
喧嘩しても、もうだめと思っても
そのたび、持ち直して　また音楽をすることで
修復しているとうところがあるのです。

それを確認していました。

こうやって時々音楽を一緒に楽しむことで
私たちは繋がっているんだなぁと。
一緒に奏でることで音楽で癒されてきてる。

だから、やってこれたのかも。
これからもやっていけるのかな。

音楽は本当に神さまがくれたギフトですね～。
どんなにつらいことも、唄うことで
しばし忘れさせてくれて、
明日また気持ちを切り替えてがんばれる。

そっか、舅も姑もそうやってきたのかもなぁって思いました。

翌日、音楽してきた話をしたら、
姑が昔の舅の音を収録したテープを出してきてくれて
それを聞きながら、曲のタイトルや思い出話などを
仲良く話してすごしました。
ギクシャクしても音楽があれば、また和やかに元どおり。

そうだった。私たちは舅姑から、
島の音楽を引き継ぐために帰ってきたんだった。

舅と主人はまだ険悪だし、
主人の音楽はまだまだ認めてもらってません。
これからなのだなぁ。と思いつつ、
この繋がりがあれば、大丈夫、とも思えました。

連鎖を止めないといけないものもあれば、
受け継がないといけないものもある。
親子というのは、とても深い縁なのですね。
と、さらに確認しました。