忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

シフトチェンジ後はじめての里帰りは、やはり顕著でした。
チェンジの作用を受けているのですね。誰も彼も。
核心を出さずにはいられないということなんだなと思いました。

実は私と子供たちは、実家にいると、アレルギー性鼻炎が出て、
クシャミはとまらないわ、目は痒いわ、 3日くらいいると、
もう限界な感じで帰ってきます。
実家に居させてもらえない作用が こんな風にも働いているんだなーといつも感じています。

そういう初期設定の星を持っているんです。私は
逆に弟は墓守りの星というか、 跡継ぎの星なので、 実家から離れられない。
今回はそういう生まれながらの”家との縁”を改めて感じました。

私、故郷の町、大好きなんだけど、アレルギーでいられないなんて・・・・。
確かにうっかりすると、もどりたくなっちゃうから、
ここにいるべきでないと 言われているのですね。
行く度に確認しているのでした。

さて、今回は母の”核心”が明らかになりました。

私と母とは、一番しんどくて助けが欲しいときに、
お互いに家族なのに頼れないということに、今まで何回もなっているのです。
これも縁なのでしょうね。
そして母は「次々と試練が来て、自分が背負って乗り越える」という星を持ち、
私は「親に頼れない自力で道を切り開く」という星を持っている。

うちの父が亡くなる前、母は父の介護と
病院への支払いのために仕事もしてとても大変だった時、
実は私はちょうどDVから脱出しシェルターに入っている頃で、
裁判も抱え、精神と人生を立て直すのに必死で、かなり切迫していたので、
居場所を知られている実家には近寄ることもできなくなっていたのだけど、
それを、両親にはその時どうしても言えなかったのでした。
母は察していて私を責めなかったけれど、
やっぱり父のことをすべてを背負っていて、かなりしんどかったのよね。
今回初めて、そのことで、涙ながらに、
あの時は本当はすごくつらかった。歯を食いしばって頑張ったのよと話した。

母は普通よりも気丈でしっかりして賢い人で、
知り合う人からたいてい一目置かれるような人で、
家族以外に家族みたいに親身に助けてくれる人が大勢いたりする。
実際にたくさんの人を助けてきているので、母のように慕われている。
いつも娘のような人が周りにいっぱいいた。
それで、私も実家のことは、私が助けなくてもいいんじゃないか
というような気持ちがあった。私自身も血の繋がりはないわけだし。
もしかしたら、ひがみだったかもしれないなんて今は思う。
でも、本当は”娘”である私に助けてもらいたかったのよね。

それから私も子供を生むということになって、頼むべきか悩んだんだけれど、
良い機会と考えて、ここは”母”に助けてもらおうかと思って連絡したら、
そういう時は、ちょうど母も具合悪くて、これから入院するということになってました。

私は妊娠すると切迫早産になり、自宅安静からじきに入院して絶対安静になる。
それでお互いに、見舞いも出来なくなって、助けるどころではないのです。
次の出産の時も、その後、何ヶ月か入院した時も、
ちょうどいつも母の具合の悪い時期と重なって、
結局、実家に頼れず、主人の実家にいつも頼ることになっている。
それで私は主人の実家との絆がますます強まる結果となって、
ますます自分の実家とは縁遠くなってきたのでした。
これも、自分の実家よりも主人の実家と縁があるということかしらと
感じないではいられませんでした。

母は母で、入院していても、娘は見舞いにも来ないわけだから、
寂しいしつらかったのですね。入院するって心細いものね。
もともと持病があって慣れていたとしても。

お互いに大変な時がいつも重なって、自分のことで精一杯で何にもしてあげられなくて、
お互いに「してあげられなくて悪かった」引け目があって、
今まで生涯で一番、しんどくてつらかった時期の気持ちを、
冗談ぽく大変だったのよ~とは言っても、隠すようにその話題には触れませんでした。

それが初めて、今回の里帰りでは涙を流しながら、あの時は本当にしんどかった。
と打ち明けて話してくれたのでした。

私は私で、大変な時に「何もしてない」良心がちくちく痛んだけど、
やっぱりあの時もあの時も、自分のことで精一杯で、
それどころか、本当は助けてもらいたかったくらいなのに頼れなかった。
私も「一番大変な時に助けてもらえなかった」気持ちを奥底に持っていたんだな。
ってことも話を聞きながら、自分の気持ちも確認しました。
ここ、母と私、一緒なんだなーと思いました。

それから母はさらに姉妹(おばさんたち)との子供の頃からの確執とか、
インナーチャイルド的な話も初めて語ってくれました。
末っ子で人から愛された母は、それゆえに疎まれることもあったようです。
でも、上の姉妹は年が離れていて、母子家庭だったので一人だったことが多く、
子供時代は一人でいる時間が多く、とても寂しかったということも話してくれました。
母の話を聞けて良かったと思いました。これで少し母も楽になれたかもしれないなぁ。

実家から帰ってくる日の朝、夢を見ました。
昔住んでいた家の 大きな冷蔵庫の中から、
牛乳を探し出して、その頃の家族と飲みました。

フリーズしていた何かを、 成長のための栄養になる何かを
取り出して、自分の中に受け入れたようです。私。
私でなくて、母も同じだと思うのです。
それから、母がフリーズから解凍されたことで、
弟にも影響があるのだと思いました。
次回はそのお話をしたいと思います。
 

 

 

PR
87  86  85  84  83  81  80  79  78  77  76 
ブログ内検索
カウンター
読み解きに役立つ本です!








【share】 する
クリックしてね

忍者ブログ [PR]